いつもお料理の写真を撮る私ですが
ロオジエは席で写真を撮れないからデジカメを持っていきませんでした
トゥールダルジャンのように厨房では撮ってもらえるのに・・・
もう、そんなことはどうでもいいくらい
この日はひどく落ち込んでいて
出来れば行きたくないくらい落ち込んでいて
でもずいぶん前から予約していて
キャンセルできないし、と重い足取りでレストランへ
でも食べ終わったころにはお料理の美味しさで元気になっていました
レストランへは気持ちも体も元気で、そしてお腹を空かせて
行くのが一番いいことですが
美味しいお料理はこんなにも気持ちを変えてくれるんだと、
改めて自分にとってのお料理の存在の大きさを知ることとなりました
この日はランチの時間帯だったのでランチのコースを頼もうと思っていましたが
お連れの方に合わせてアラカルトに
前菜1つだけでもランチのコースの値段になってしまうので
貧乏性の私はもったいないなぁと思ったり
ランチにもう一度来れてしまうのに、と思ったりしましたが・・・
でもとても美味しかったです
前菜は鮑
複雑にいろいろな味が組み合わさっていて
濃厚だけどしつこくなくとても美味しかったです
鮑の下の麦、青海苔が美味しすぎました
贅沢な前菜だなぁと思いました
メインのオマールは殻から外したら迫力はないけれど
とても凝ったお料理で美味しかったです
グランメゾンのお料理は
手をかけて作った５種類くらいのお料理を一皿に持ったようなイメージ
そしてデザートは
好みのものがなかったので、そう告げると
かなりアレンジしてくれて
それが嬉しかったのとそれがとても美味しかったので
あぁこのお料理とデザートをもう一度食べに来たいなぁと思いました
例えば使用しているリキュールを持ってきて
味見させてくれて大丈夫ですか、と確認してくれたり
とても丁寧な応対をしてくれました
とても嬉しい接客
そしてその頃にはここへ来ることさえ気が重かった落ち込んだ気持ちが
全くなくなって元気になっていました
そしてお料理の写真がないことを悔みました
この２枚しかありません
いつもお料理の写真を撮っているのに本当に残念
オリヴィエ・シェニョンシェフと一緒に撮っていただきました
ひとつだけ、
ロオジェのお化粧室がレストランフロアにしかないので
席に着く前に行くと一度レストランフロアへ降りてまた入口まで戻り
螺旋階段でレストランフロアへもう一度下りていく、という形になることです
入口の階にも作ってほしかったです
食後、元気になってなにか撮ろうと、お化粧室で撮った写真
このワンピースが着心地がいいのと、好きなのですぐこれを選んでしまう
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